Visual Studio 2010に、NuGetをインストールする

NuGetとは、Visual Studio プロジェクトの (パッケージとして配置される) ライブラリの追加、更新、および削除を容易にする Visual Studio拡張機能らしい。
JavaでいうAntとかMavenみたいのなのかもしれない。

NuGet - NuGet でプロジェクト ライブラリを管理する

今回、Math.NET Numericsというライブラリを使って行列を計算したいので、NuGetが必要になった。

Math.NET Numerics - Home

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上の写真のように、ツール>拡張機能マネージャー 
から行きたかったが、大学のPCのためプロキシの関係でできなかった。

なので
Visual Studio ギャラリー
から直接ダウンロードすることにした。

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NuGet Package Managerを探してダウンロードして実行するだけ。

Visual Studio 2010を再起動すれば、NuGetがインストールされている。

ただ大学のPCなので、プロキシの設定をしなければならなかった。

TFSのビルドサービス時、認証 proxy 経由でNugetリポジトリにアクセスする - kaji_3's blog
を参考に

C:\\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio 10.0\Common7\IDE
に行って
devenv.exe.config
を適当なエディタで開く。

最後の方にあるsystem.net項目を下記のように編集。

    <system.net>
        <settings>
            <ipv6 enabled="true"/>
        </settings>
        <defaultProxy useDefaultCredentials="true" enabled="true">
          <proxy usesystemdefault="true"/>
        </defaultProxy>
    </system.net>

保存したら起動確認。


プロジェクトの参照設定を右クリック(事前にプロジェクトをディスクに保存することを忘れずに)すると、

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上記の写真のように「NuGetパッケージの管理」が追加されているのがわかる。

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起動できた!

あとは、ここから好みのパッケージを検索して取り込むだけの簡単な作業で
無事パッケージが取り込めるよ!