Ubuntu 13.10 (64ビット)から、手動でNexus 7(2012)をKitKat(4.4)にアップデート

待てど暮らせど4.4が降ってこないので、痺れを切らし手動でインストールすることにした。
ちなみにファクトリーイメージからflash-all.shのスクリプトを使用するので、実質新規インストールになる。ただ、手動でアップデートする方法もあるようだ。

Nexus 7(2012)Wi-FiモデルとNexus 10をAndroid 4.4(KRT16O)に手動でアップデートする方法



残念なことに、結論から言えば、4.3との大きな差はなし。期待は無用。

必要なもの
Android SDK(fastbootへのPathを通す)
・ファクトリーイメージ(Google Developerからダウンロードする)

Factory Images for Nexus Devices - Android & Google Developersから自分の端末用のイメージを落とす。
(今回の対象端末はWi-Fiモデル。)

$ tar xvzf nakasi-krt16s-factory-da7dee49.tgz
$ cd nakasi-krt16s/
$ unzip image-nakasi-krt16s.zip

これで準備完了なのであとはアップデート。
端末の電源をOFFにし、電源ボタン+ボリュームダウンボタンを長押しでブートモードに切り替え。
ドロイドくんのお腹が開いている画面が出たら、PCに接続。

接続後、

$ ./flash-all.sh

を実行。SDKのインストール方法によってはsudo権限が必要。

シェルの中身を見ると、ただfastbootのコマンドを実行する10行くらいのスクリプトなので、今回は手動でやってみた。途中でブートローダを本当に解除するか端末にYesかNoを選択する画面がでるが、ボリュームボタンでYesを選択し電源ボタンでOKする。ほかは基本的に眺めるだけ。5分かからない。完了後は端末側で自動で再起動するので、あとはアカウント設定するだけ。

なお、インストール完了後、

$ fastboot oem lock

を忘れないようにする。

端末起動時にGoogle画面で鍵マークが出る場合、ブートロックが解除されている状態なので、上記コマンドで再びロックをかける。

ホーム画面も以前のままで、最初は何が変わったのか多分わからないと思う。